【天皇賞・秋】ジナンボー、3冠王の血が騒ぐ!5歳で本格化

[ 2020年10月28日 05:30 ]

ジナンボー(撮影・西川祐介)
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 秋G1の新企画「G1テーマパーク」の第4弾は「第162回天皇賞・秋」。父ディープインパクト、母アパパネの超良血馬ジナンボーが覚醒気配だ。強敵相手でも、好相性のミルコ・デムーロ(41)騎乗で得意の左回り2000メートルなら一発の魅力十分。古馬頂上決戦を制して「次男が走る説」を打ち立てる。

  野球界のスターはほぼ次男説。本塁打王の王貞治氏も、ミスターこと長嶋茂雄氏も、イチロー氏も松井秀喜氏も次男。二刀流で活躍する大谷翔平も、昨年ドラフトの目玉だった佐々木朗希も次男だ。

 競馬界も負けていない。国民的スターホースのディープインパクトが次男(7番子)。25日の菊花賞で父子3冠を達成したコントレイルも次男(3番子)。ディープとこれまた次女(3番子)の3冠牝馬アパパネの間に生まれた12冠ベビーの次男が、その名もジナンボーだ。

 まさに将来が約束されたような超良血馬だが、ここまでは波瀾(はらん)万丈。蹄の不安で新馬戦後に1年4カ月の長期休養を強いられクラシックとは無縁。重賞にも6度参戦して【0・2・1・3】とタイトルにあと一歩届いていないが、5歳を迎えて本格化の気配が漂う。

 今年初戦の4走前・小倉大賞典は差し馬が上位を占める中で先行策から3着。前走・新潟記念は道中で先頭に立って頭差2着に粘り込んだ。新潟記念は昨年も2着だったが、森助手は「昨年より重量を背負わされた(54キロ→56キロ)中で、自分から勝ちにいく競馬で良い内容だった」と成長を感じ取っている。

 G1は3度目の挑戦。昨年のジャパンCは13着と大敗したが、ムーアが「最後は距離がもたなかった」と話したように距離が理由。3走前の大阪杯では、豪華メンバー相手に積極的な先行策で見せ場たっぷり。0秒5差6着とG1でもやれることを示した。

 今回は全4勝中2勝を挙げている東京芝2000メートル。森助手も「実績では他の馬に負けていますが、東京2000メートルは合っていますし、能力が出せればチャンスはあるんじゃないかと思います」と力を込める。長男のM・デムーロとは6度コンビを組み【3・2・0・1】と相性抜群。ジナンボーを分かりきっている長男坊と、大舞台で覚醒!スター街道はここから始まる。

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