【毎日王冠】ダイワキャグニー 去勢で大変身!驚きの12秒2「若返ったみたい」

[ 2020年10月8日 05:30 ]

<毎日王冠>坂路で追い切るダイワキャグニー(撮影・郡司 修)
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 入場が再開される東京競馬場の観衆に披露するのは勝利のダンスだ。東京開幕週のメイン「第71回毎日王冠」(11日)の追い切りが7日、美浦、栗東トレセンで行われ、去勢明け初戦となるダイワキャグニーが驚きの走りを披露した。肉体改造に成功し、エプソムCに続く重賞連勝へ前進した。

 去勢は時として若返りの特効薬になる。ダイワキャグニーの坂路追いを終えた菊沢師がその調教時計に驚きの声を上げた。「(1F)12秒前半なんて…。以前では考えられない。去勢で体がシャープになったし余計な力が入らず、バランス良く真っすぐ走れるようになった。若返ったみたい」と自ら手綱を取った感触を振り返った。

 朝日を全身に浴びながら黒鹿毛が軽やかにフットワークを伸ばす。今夏の去勢で脂肪が取れた首を使って最後まで集中した走り。「脂肪がつきやすくて絞りづらい体質だった。レースが近づくと牝牡お構いなしに馬っ気を出していた。以前から去勢を考えていました」と同師は明かしたが、エプソムC優勝後に去勢手術を受けた効果は期待以上だった。「厩舎の中でも(牡馬時代とは)全く別馬ですよ。顔を撫でさせなかった馬が撫でさせてくれるようになった。馬体重は500キロを切るくらい。気性は穏やかになり、体はキリッと引き締まっています」と続ける。

 この激変ぶりを人間に置き換えれば、大手パーソナルジム「RIZAP(ライザップ)」のプログラムで肉体改造に成功したボーカル&ダンスグループ「DA PUMP」の元メンバー・YUKINARI(41)。5カ月のトレーニングとダイエットで体重は84キロから66キロ、体脂肪率は27%から15%、15年前の体に若返ったという。出身地の沖縄でヒップホップユニット「琉―UNIT」を結成し、9月の新CMでは切れのあるダンスを披露。キャグニーも坂路で切れ味満点の末脚を見せた。1週前追い切りに騎乗した主戦・内田は「去勢しても体が細くなったわけじゃない。柔らかくて軽快で気持ちが前に乗っていた」と語る。

 今週から一部の指定席限定で入場再開となる東京競馬場は全8勝を挙げた得意舞台。ライブを待ちわびたファンの前で軽やかに弾むのは勝利のヒップホップだ。

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