【新潟記念】ジメジメ晴らす?ゴールドギアの直線一気期待

[ 2020年9月3日 05:30 ]

併せで追い切るゴールドギア(左手前)(撮影・西川祐介)
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 【東西ドキュメント・美浦】未明に降った雨の影響で、早朝から蒸し暑い美浦トレセン。9月というのに梅雨時のようなジメッとした気候に、鈴木智は不快指数MAXで調教スタンドへ。そんな気分を、スカッと爽やかにしてくれる馬はいないかと双眼鏡をのぞくと、軽快に走るゴールドギア(新潟記念)の姿が。田辺を背にWコースで3歳未勝利馬と併せ馬。2馬身追走から4角で馬体を外に併せると馬なりで併入。5F68秒6~1F12秒8。タイムは平凡も、常に堅実な末脚を使う切れ者の走りを見て、やる気スイッチがオンになった鈴木智は伊藤圭師の元に向かった。

 「先週(66秒3)、先々週(66秒2)と速い時計を出しているので3Fだけ。輸送もあるので余裕残し。33秒台の脚が使えるので、届く位置にいてほしい」と師。前走・目黒記念は後方から運び直線最内を突き5着。前が詰まる不利があり、うっぷんのたまる内容だった。舞台は日本最長658メートルの直線を誇る新潟外回り。憂さを晴らすスカッとした直線一気を期待したい。

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2020年9月3日のニュース