【川崎・スパーキングサマーC】グレンツェント重賞4勝目!大外から豪快差し切り

[ 2020年9月3日 05:30 ]

 新型コロナウイルスの影響で1週間遅れの開催となった「第17回スパーキングサマーカップ」(S3)が2日、川崎競馬場で行われた。1番人気のグレンツェントが直線大外から豪快に差し切って優勝、南関東2勝目、通算4勝目となる重賞制覇を成し遂げた。

 最内枠から好スタートを決めると中団の内でじっくり脚をためての追走。絶好の手応えから直線は勢いそのままに外に出して追いまくった。残り30メートルで先に抜け出したリッカルドを捉えると1馬身差つけてゴールに飛び込んだ。

 昨年の優駿スプリント(ナガタブラック)以来、2つ目の重賞制覇となった伊藤は「内で(脚を)ためれば切れる、と聞いていたのでその通りだった。勝ってうれしいし、期待に応えられてホッとしている」と表情を緩めた。次走は南部杯(10月12日、盛岡)かサンタアニタトロフィー(11月18日、大井)となりそうだが充実の7歳の活躍はまだまだ続きそうだ。

 ◆グレンツェント 父ネオユニヴァース 母ボシンシェ(母の父キングマンボ)牡7歳 大井・藤田輝信厩舎 馬主・シルクレーシング 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績28戦8勝(南関東10戦2勝) 総獲得賞金2億3991万8000円。

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2020年9月3日のニュース