【京都新聞杯】シルヴェリオ、初ブリンカーで巻き返し 集中力持続で秘めたポテンシャル発揮

[ 2020年5月8日 05:30 ]

シルヴェリオ
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 京都のG2「京都新聞杯」では1勝馬シルヴェリオが最重要課題の賞金加算に燃えている。

 東上切符を必ず手に入れる。3カ月半ぶりに復帰するシルヴェリオはデビューから3戦続けて1番人気に推された素質馬。3戦目で早め先頭から4馬身差の完勝を収めた。続く若駒Sはその勝ちっぷりの良さが評価されて2番人気に支持されたが、6着。池添学師は「最終追い切りまでいい状態だったが、競馬に行って返し馬から硬さが気になりました。それに実戦で集中力が続かなかった」と振り返る。敗戦を繰り返さないために秘策を用意。今回からブリンカーを着用する。

 「稽古でも着けましたが、効果はありますね。元々背中のいい馬で、秘めているポテンシャルも高い馬ですから」

 ディープインパクト産駒の兄シルバーステート(4勝)、ヘンリーバローズ(1勝)は脚部不安で引退。いずれも無事なら大舞台をにぎわしていたであろう逸材だった。いざダービーへ。兄の思いも背負って重賞獲りに挑む。

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2020年5月8日のニュース