【フィリーズR】エーポス 桜へ“満開”直線突き抜け快勝!初コンビの岩田康「いい勝負根性」

[ 2020年3月16日 05:30 ]

<フィリーズR>ゴール前で差し切ったエーポス(左)と馬上でガッツポーズの岩田康誠騎手 (撮影・亀井 直樹)
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 3枚の桜花賞切符を懸けた阪神メインの「第54回フィリーズレビュー」は、エーポス&岩田康が初コンビで息ピッタリのパフォーマンス。内々をさばいて突き抜け制した。一方、中山メインの桜花賞TR「アネモネS」は5番手から伸びた6番人気インターミッションが、フィオリキアリの猛追を頭差退けて快勝。この上位2頭が桜花賞の優先出走権を獲得した。これで桜花賞トライアル3戦が終了。今週のフラワーCも有力ステップにはなるが、桜花賞の勢力図はほぼ固まった。2歳女王レシステンシアがチューリップ賞3着と苦杯を喫し、近年にない“乱桜”の大混戦模様だ。 レース結果

 メインを迎える前に小雨も上がり青空の下でレースがスタート。5番人気エーポスは自ら桜の道を大きく切り開いた。レースは最内枠のカリオストロが前半3F33秒4のハイラップを刻む流れで推移。エーポスは発馬後に挟まる不利を受けて後方寄り。掛かり気味に中団に押し上げるが、3角でうまく折り合った。内ラチ沿いをロスなく回って直線へ。内のパフェムリ、外のフェアレストアイルの1頭分のスペースをこじ開けて前へと迫る。先に抜け出た2番人気ヤマカツマーメイドをゴール前できっちり捉え切った。鞍上は昨年の府中牝馬S(スカーレットカラー)以来の重賞勝利。大きなガッツポーズで喜びを爆発させた。

 岩田康は「初めて乗ったけどいい勝負根性を見せてくれました。人気馬を見ながらどこでも割っていける末脚がありました。いい走りを見せてくれましたね」

 鞍上の手腕に最敬礼の北出師は「スタート後に挟まってあの位置になった。前が飛ばして展開も向いた。“5番枠・岩田康”でイメージしていた通りの競馬ができました」と笑顔がはじける。

 今回は初めての1400メートル起用。近2走の惜敗の鬱憤(うっぷん)を晴らす快勝劇だった。「(岩田康が)テン乗りでいろんなことを感じてくれたみたいです。次に生かしてくれると思う。(本格化するのは)まだ先でも結果を出してくれるのがこの馬の凄いところ。これで桜花賞(4月12日、阪神)は2頭使い(紅梅S勝ちヒルノマリブ)になるけど、本当に楽しみ」と本番が待ち切れない様子。トライアルを制した勢いに乗って桜の女王を目指す。

 ◆エーポス 父ジャスタウェイ 母ストライクルート(母の父スマートストライク)牝3歳 栗東・北出厩舎所属 馬主・フジワラファーム 生産者・北海道新ひだか町フジワラファーム 戦績4戦2勝 総獲得賞6438万2000円。

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