【フローラルウォーク賞】「調整順調」ギベルティ“最適距離”マイルに参る

[ 2020年3月6日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=5日】きさらぎ賞で4着に好走した関東馬ギベルティは、その後も栗東で調整を続けている。7日土曜の中京10Rフローラルウォーク賞に出走。先週、中京に出張して爆敗を喫した新谷。今週こそ中京でひともうけを。状態を確かめるべく、自転車で出張馬房へと急いだ。

 4日の最終リハは小島師が自ら手綱を取って坂路単走。雄大なフォームで駆け上がった。4F55秒4~12秒4。師は「久々にまたがって感じたのは、本格的に良くなるのはこれからだな、という点。先週は吉田隼が乗ってしっかり時計を出してくれた。調整は順調です」

 キャリア1戦で挑戦したきさらぎ賞でハナを切り、見せ場をつくった。デビュー勝ちした1600メートルに距離を短縮して2勝目を狙う。師は「切れないので引きつけて逃げるより、早めに突き放すくらいの方がいい。マイルでスピードを生かしたいね」と期待を寄せた。16年、管理馬アストラエンブレムでこのレースを勝っており、小島師にとって相性のいい一戦。ひつまぶし、みそカツ、手羽先…。新谷の胃袋が勝手に皮算用を始めた。

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2020年3月6日のニュース