【川崎・エンプレス杯】アンデス 有終の重賞3V!ルメール「凄い手応え」

[ 2020年3月6日 05:30 ]

エンプレス杯で重賞3勝目を挙げたアンデスクイーン
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 牝馬の交流重賞「第66回エンプレス杯」(G2)が5日、川崎競馬場で行われた。1番人気のアンデスクイーンが直線抜け出し優勝、3つ目の重賞タイトルをモノにした。

 同馬はこのレースがラストラン。それだけに陣営の思い入れも強かった。完璧な仕上げで臨んだ一戦。それにルメールが完璧な騎乗で応えてみせた。スタートから後方で脚をためる。ペースが速いと見るや仕掛けを遅らせて、ポジションを上げたのは2周目の向正面だった。抜群の手応えで3コーナーから一気に前を捉えに行くと直線残り100メートルで先頭に立って押し切った。「3、4コーナーで凄い手応えだった。残り200メートルで勝てると思った。ファイナルレースを勝てて良かった」とルメール。西園師も「鞍上がしっかり乗ってくれた。これでいい形で牧場(ノーザンF)に帰すことができる。次はこの馬の子供で頑張りたい」と愛馬に惜別の言葉を贈っていた。

 ◆アンデスクイーン 父タートルボウル 母レイナカスターニャ(母の父キングカメハメハ) 牝6歳 栗東・西園正都厩舎 馬主・グリーンファーム 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績31戦8勝(南関東6戦2勝) 総獲得賞金2億502万4000円。

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2020年3月6日のニュース