新規開業の宮田師「いい形でスタートを」 師匠・国枝師の教え胸に海外V目標

[ 2020年3月6日 05:30 ]

4人の調教師新規開業

3月1日から開業した宮田敬介調教師。土曜中山4Rで初陣勝利を狙う(撮影・西川祐介)
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 東西で4人の調教師が4日付で新規開業。今週から管理馬を競馬場に送り出す。美浦の宮田敬介師(39)はノーザンファーム(NF)勤務を経て、06年にトレセン入り。栗田博、田島俊、国枝厩舎に所属した。NF早来ではデビュー前のディープインパクトに騎乗。国枝厩舎でも多くの名馬に携わった。

 「調教師試験に何度も落ちた(7度目で合格)おかげでアーモンドアイの3冠の過程を経験できた。2頭の3冠馬を知っていることは財産」。海外制覇が目標で「経験すれば馬も人も見える景色が変わる」と積極的に挑戦するつもりだ。

 2歳世代20頭以上の預託が決まるなど船出は順調。「僕の横には国枝厩舎の看板がある。感謝の気持ちを忘れずに」と謙虚に話すが、師匠の国枝師は「総合的に素晴らしいホースマン。活躍が楽しみ」と目を細める。初陣は中山土曜4Rの新馬戦。ディアドラの半弟ナバーラで挑む。「馬も人も初めてのレース。まずは無事に。いい形でスタートを切りたい」と意気込んだ。

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2020年3月6日のニュース