【京都記念】ブーケドール、余裕残して併入「調子が上がってきた感じある」

[ 2020年2月13日 05:30 ]

3頭併せで追い切るカレンブーケドール(中)(撮影・郡司 修)
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 「第113回京都記念」(16日、京都)ではG1・2着3回の4歳牝馬カレンブーケドールが美浦Wコースで僚馬に楽々と併入。待望の重賞初制覇へ態勢を整えた。

 まだ重賞未勝利だが、風格だけなら既にG1級と言っていい。カレンブーケドールの最終追いは3頭併せ。直線は外ナンナ(3歳未勝利)、内ノチェブランカ(5歳3勝クラス)に挟まれる形。強めに追われた両サイドに胸を貸すように、馬なりのまま5F66秒2。脚色に余裕を残して併入した。「反応が良かったね。先週しっかりやったことで、調子が上がってきた感じがある。休み明けだが乗り込めたし、八分ちょっとの出来にはある」。国枝師は納得の表情で愛馬を出迎えた。

 「八分」は偽らざる本音だろう。この後には春の大目標に設定したドバイ遠征(シーマクラシック=3月28日、メイダン)が控える。お釣りは残しておきたい。それでも指揮官は「ここでも結果を出してほしい」と力を込める。2勝馬ながらオークス、秋華賞、ジャパンCと既にG1で2着3回。ポテンシャルに対する期待は大きい。1週前追いに騎乗した主戦・津村は「凄く良かったジャパンCと比べるとまだ緩い」と正直に現状を認めた上で「それでも同じ休み明けだった紫苑S(3着)よりはいい」と前向きに評価する。

 目標に向けての始動戦だが、期せずして因縁の相手との再戦の場にもなった。秋華賞馬クロノジェネシスとは過去1勝2敗。だが、今回はグレード別定でクロノより1キロ軽い53キロでの出走。師は「言い訳はできない。何とか勝ってほしいね」と意気込む。4度目の直接対決で同世代のライバルを下し、世界へ勇躍が青写真。厳寒の淀で火花散る“女の戦い”に注目だ。

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