【徳山・クラウン争奪戦】寺田 当地周年記念初V!コンマ10S決め会心カドまくり

[ 2020年1月20日 05:30 ]

徳山クラウン争奪戦を制した寺田祥
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 ボートレース徳山のG1開設66周年記念「徳山クラウン争奪戦」は19日、12Rで優勝戦が争われ、4カドから寺田祥(41=山口)がまくって快勝、当地周年記念初Vを決めた。池田が2着、3着は原田だった。

 進入は池田、桐生順平が動いて156・234。寺田はカドに持ち出し、コンマ10のSで内の3艇を一気にのみ込んだ。「前付けがあったんで、直前にはダッシュからいこうと。優勝するにはカドの方がチャンスがあると思った。Sは外を見ながらでしたね。優勝できなかったら何着でも一緒、ハナを切った時点でいこうと思った」。1マークで先制すると後続を引き離しそのまま押し切り。最善を尽くし、最高の結果を出してみせた。ウイニングランでは右手を上げて、何度もファンの声援に応えた。

 表彰式では「本当にうれしい」と繰り返し、照れくさそうにクラウンをかぶった。「正直、ここに来る準備はできてなかった。1号艇なら何を話すか考えるけど」。大勢のファンが見守る中、笑みをこぼした。

 ようやく当地周年記念を制覇。今年の目標はもちろんグランプリ。「昨年はあまりいい出来じゃなかったけど、今年は地元でいいスタートを切れた」。寺田がここを弾みに一気に突っ走る。

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2020年1月20日のニュース