【新馬戦総括】スカイグルーヴ、サトノフウジンがA評価

[ 2019年11月4日 05:30 ]

 日曜東京の芝で勝ち上がった2頭が将来性も含めてのA評価だ。芝2000メートルを逃げ切ったスカイグルーヴは3代母エアグルーヴ、祖母アドマイヤグルーヴという良血。2着を5馬身ちぎる圧勝ながら、直線ではルメールが後ろを振り返る余裕があった。気性が難しく今後は馬群でモマれた際が課題となるが素質は高い。サトノフウジンはエンジンの掛かりこそ遅かったが、点火してからの伸び脚が強烈。切れ味を磨いていけば間違いなく重賞で通用する器。来春が楽しみな素材だ。京都のクラヴェルは重賞3勝ディアデラマドレの産駒。母譲りの切れ味が魅力だが424キロと小柄。馬体の成長が今後の飛躍の鍵となる。

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2019年11月4日のニュース