【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】2日京都11R 関東の逸材マジックキャッスルが淀で重賞初制覇

[ 2019年11月2日 08:00 ]

 80%の出来でも力が違うと判断して◎指名した天皇賞・秋のアーモンドアイ。それでも好メンバーがそろっただけに接戦を想像していたが、終わってみれば3馬身差の大楽勝だった。直線で最内がうまく空いたとはいえ、抜け出す時の瞬発力が桁違い。前半に前をカットされる不利があったことも考慮すれば、想像以上のパフォーマンスだった。逆転の可能性も感じていたサートゥルナーリアの失速は案外だったが、ダービーに続いて普通の精神状態でレースに臨めなかった公算が大。名門・角居厩舎の巻き返しに期待したい。

 本日の当欄では紙面に予想の根拠を掲載していない関西重賞をピックアップ。京都11R・ファンタジーSは、関東から遠征するマジックキャッスル◎で勝負する。福島芝6Fの新馬戦を4馬身差で圧勝し、ひと息入れて臨んだ2戦目のサフラン賞でも好タイム2着。勝ち馬マルターズディオサの目標になる形で首差かわされたが、3着には1馬身半という決定的な差。走破タイム1分34秒3も悪くない。母は08年の桜花賞で3着に好走したソーマジックで、血統的な魅力もたっぷり。G1の大舞台へ、まずは関西への輸送を克服しての重賞初制覇を期待だ。

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2019年11月2日のニュース