【天皇賞・秋】アエロリット90点 成熟した淑女のたたずまい

[ 2019年10月22日 05:30 ]

鈴木康弘「達眼」馬体診断

<天皇賞・秋>アエロリットは成熟した淑女のたたずまい(撮影・西川祐介)
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 アエロリットは成熟した淑女の立ち姿です。菊沢調教師のゆとりを持たせた引き手に従い、力みひとつなく気持ち良さそうに立っています。リラックスした上品なたたずまい。ハミのくわえ方も穏やかです。目もおとなしくなった。やんちゃな目で立っていた昨年(馬体診断時)とはまるで違います。1月の米国遠征で精神的にひと皮むけたのでしょう。旅は人も馬も成長させる。未知の世界、新たな環境を経験することでメンタルの幅が広がるからです。 天皇賞・秋

 白さを増した馬体はふっくらとしている。肩には相変わらず凄い筋肉がついています。5歳秋の牝馬。体の成長は望めない年齢になりましたが、衰えはどこにも見当たりません。

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2019年10月22日のニュース