タワー、スプリンターズS制覇から一夜「ダメージなし」

　29日のスプリンターズSを制したタワーオブロンドン（牡4＝藤沢和）は激闘から一夜明けた30日、美浦トレセンの自馬房でゆっくり休養した。担当の青野助手は「当日の午後7時半に帰厩。カイバも完食して歩様も問題なし。特にダメージは見当たりません」と笑顔だ。レース中はバスでスタート地点からスタンドへ移動していたため車内のラジオ中継を聴きながら応援した。「直線に向いてもタワーオブロンドンの名がアナウンスされないんです。どこに行っちゃったんだろうって気をもみました。映像を見たのは厩舎作業が終わってからですが前残りの馬場でも差し切る強い競馬でした」と振り返った。