日米で大忙し“好調男”武藤注目

[ 2019年6月14日 05:30 ]

美浦トレセンの武藤雅騎手 (撮影・西川祐介)
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 【東西ドキュメント・美浦=13日】肌寒かった12日から一転、夏の太陽。小田はジャンパーをカバンにしまった。美浦で調教をこなす武藤は関係者から祝福攻め。12日夜、ラインカリーナで挑んだ交流G2関東オークスで念願の重賞初V。実は12日朝は函館で調教騎乗、夜が川崎の強行軍だった。

 13日は米G1ベルモントオークス招待Sに遠征するジョディーの追い切りに騎乗。ポリトラックで5F71秒1~1F13秒0(馬なり)。余力十分に併入した。「(デビュー)3年目でこんな機会はそうない。オーナーと戸田先生に感謝です。米国競馬?映像での印象はみんなゲートが速い。ただ、ずっと乗って手の内に入れている。海外でも戸惑うことはないと思う。結果を出してジョディーに名誉を与えたいです」。同馬は28日に出国予定だ。一方、武藤は13日午後便で函館にトンボ返りと精力的にスケジュールをこなした。今週開幕の函館では土、日曜で16頭と多くの依頼が舞い込んだ。週末は東京競馬場で留守番!?の小田も“好調男”から目が離せそうにない。

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2019年6月14日のニュース