【安田記念】プレミアム100点 マイル界のエースだ

[ 2019年5月28日 05:30 ]

古馬になってマイル色の強い馬体になったダノンプレミアム
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 ダノンプレミアムはマイル界のエースと呼ぶにふさわしい姿です。昨年のダービー時も胴の詰まったマイラー体形だと指摘しましたが、古馬になってますますマイル色の強い体になってきた。どっしりと風格の出た腹袋(メタボ親父の太鼓腹とは違います)。ライオンのように太くなった首。筋肉でせり上がったトモと肩。元々、各部位のつながりに遊びがない四角張った体つきが一層がっちりして、トランプを横にしたような四角形になってきた。

 立ち姿からは気性までマイラーになったことが読み取れます。担当スタッフの引き手に素直に従い、正しい姿勢で写真に納まっている。頭の起こし方から四肢の置く位置までお手本通り。目と耳は正確に前方に向けています。何て真面目な馬なのか。撮影中に平気で陰部を出すようなチャラ男(名誉のために馬名は明かさないがJC優勝馬もいる)に爪のアカでも煎じて飲ませてやりたい。でも、真面目君は道中の走りに遊びがないから長い距離は持ちづらい。マイル向きの気性なのです。

 マイラーとして全てが完璧。トランプのカードになぞらえれば最高格付けの「スペードのエース」です。いつもの年ならトップ指名できる馬体ですが今年はレディージョーカーという超越した相手がいる。“ババ抜き”でもしない限り勝ち目はないかもしれない。とはいえ、体調は素晴らしい。トランプカードをワックスで磨けばスペードマークは黒光りしますが、ダノンプレミアムの毛ヅヤは磨かなくても黒い光沢を放っている。スペードのエースホースの内面からあふれ出る輝きです。

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