【日本ダービー】強力コンビでランフォザ波乱巻き起こす

[ 2019年5月23日 05:30 ]

併せで追い切るランフォザローゼス(左手前)(撮影・西川祐介)
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 【G1ドキュメント・美浦=22日】豪雨が上がりスカッとダービー晴れ。藤沢和師が調教視察の定位置である南スタンド1階の石畳に向かう。小田もその姿を追った。視線の先にはWコースを力感たっぷりに走るランフォザローゼスの姿。Wコースで4F56秒1~1F13秒2(馬なり)。スムーズに折り合い、集中力に満ちた走り。騎乗した杉原(レースは福永)は「パワーアップしていますね。さらに良くなってます」と笑顔。休み明けの青葉賞(2着)を使って、見た目にも活気が増している。

 17年レイデオロで制した師はダービー21頭目の挑戦。「ここに来るまでが大変。それだけ素晴らしいレースと思っています」。無論、出るだけの馬ではないのは明らか。父キングカメハメハがダービー馬なら母の父ディープインパクトは3冠馬。母系にエアグルーヴ、ダイナカールとオークス優勝馬の父が脈々と流れる屈指の超良血だ。「皐月賞から来た馬は強い。彼らとどのくらい差があるか」と慎重な一面も見せる一方で「1度使って息遣いも良くなった。前走以上に走れると思う」と前を向いた。

 1週前追いには昨年のダービージョッキー福永が手綱を取った。小田がノートを読み直すと「母(ラストグルーヴ)も乗ったことがあるし、この血統はある程度はつかんでいる。成長曲線が遅めの馬をダービーに出走させていることがさすがだと思う。ポテンシャルは高い」と称賛の言葉が並んでいた。鞍上も指揮官もダービーの勝つ味を知る強力コンビ。青葉賞組から史上初のダービー馬が出ても不思議ではない…。小田は胸騒ぎがしていた。

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