【大井記念】モジアナ鬼脚炸裂!重賞2勝目

[ 2019年5月23日 05:30 ]

S1大井記念を圧勝したモジアナフレイバー
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 帝王賞の前哨戦「第64回大井記念」が22日、大井競馬場で行われた。4番人気のモジアナフレイバーが直線強烈な末脚で突き抜け優勝、2つ目の重賞タイトルを手に入れた。また同馬と2着センチュリオンには「第42回帝王賞」(G1、6月26日大井)への優先出走権が与えられた。

 「うれしいけどビックリした」そう話した福永師の言葉に偽りはなかった。予定していたブリリアントCは調子が上がらず回避して、やや急仕上げで臨んだ一戦だった。それがゲートを難なく出て、好ポジションを取ると絶好の手応えで4コーナーを回って直線は一気にはじけて後続に3馬身半差をつける快勝劇。

 手綱を取った繁田も驚きを隠さない。「馬が大人しいと思ったがかえって良かったのかも。最後まで追いだしを我慢する乗り方もうまくいった。最高にうれしいです」と笑顔がはじけた。今後は「馬の様子を見ながら」(福永師)ローテーションが決められる予定だ。

 2着センチュリオン(左海)道中リズム良く運べたし、直線も押し切ったと思ったが凄い馬が1頭いた。
 3着タービランス(森)いい流れでレースができたが意外に頑張れなかった。距離が長いのかな。

 ◆モジアナフレイバー 父バトルプラン 母ナスケンアイリス(母の父フレンチデピュティ) 牡4歳 大井・福永敏厩舎 馬主・尾田信夫氏 生産者・北海道新ひだか町の桜井牧場 戦績10戦7勝 総獲得賞金8160万円。

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2019年5月23日のニュース