【ドバイターフ】ヴィブロス“有終”2着　友道師も納得「今度は子供に期待したい」

＜ドバイターフ＞有終2着のヴィブロス
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　ヴィブロスが懸命に脚を伸ばす。ロードグリッターズを競り落とした。前にはアーモンドアイ1頭。1完歩ごとに差を詰めたが1馬身1／4差届かず2着。引退レースを飾ることはできなかった。

　ただ、鞍上のバルザローナには笑顔があった。勝ったアーモンドアイのルメールと握手して健闘を称え合った。「完璧なレースだった。最初は行きたがっていたが、うまくなだめていいポジションを取れた。アーモンドアイの後ろで脚をためて、最後は素晴らしい末脚を見せてくれた」。道中は8番手付近。最後の直線では馬群から真っすぐに伸びた。このレースは一昨年快勝。昨年と今年は2着。ヴィブロスここにありと世界にアピールした。

　友道師も納得の表情だ。「ジョッキーが作戦通りに乗ってくれた。ポジション取りも追いだすタイミングも完璧。ドバイも3回目だが本当に合っているようだし、ドバイに感謝している。これで引退となるが今度はヴィブロスの子供でドバイ（での快走）に期待したい」。16年秋華賞馬はドバイで世界へと飛翔した。希望を胸に抱いて繁殖入りする。夢の続きは生まれ来る産駒へと託された。