菜七子、中山7Rで今年JRA6勝目 大竹師も絶賛「ベストポジション」

[ 2019年3月16日 14:20 ]

<中山競馬7R>ハルサカエに騎乗してレースを制し、ファンの差し出す色紙にサインする藤田菜七子騎手(撮影・郡司 修)
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 藤田菜七子(21)が、16日の中山7Rをハルサカエで制し、今年のJRA6勝目を挙げた。新馬Vに続く連続騎乗で、これで2戦2勝。道中は好位3番手を追走。先に抜け出したメールデゾレに並びかけ、鼻差で差し切った。女性騎手2キロ減ルール適用後では3勝目。中山では今年初勝利となった。

 菜七子は「ちゃんとゲートも出て、行く馬が多そうだったので番手でもと思っていた。砂を被ってちょっと嫌がったけど、最後も伸びてくれましたし根性があります。時計も悪くなく速かった」とレースを振り返った。

 管理する大竹師は「成長痛なのかいろんなところに痛みが出て結構大変だったが、ようやく固まって待った甲斐があった」と愛馬の勝利にご満悦。「半年ぶりなので(騎手には)出して行かないでという話はしていたが、ベストポジションだった」と騎乗を絶賛し、「今回で競馬の幅も出た。前から芝でもと考えていたのでこの後に脚元など問題がなければ今後は芝も考えたい。距離の融通も利きそう」と今後を展望した。

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2019年3月16日のニュース