【フラワーＣ】ミスターⅩ　実績上位エールヴォアに◎

　中山11R・フラワーCはエールヴォアで大丈夫。アルテミスS3着→エリカ賞1着の臨戦過程は今回のメンバーでも上位の実績だ。前走エリカ賞はそれまでにない逃げの手でも、実に器用に運んで自在性の高さを証明。札幌新馬戦2着もあり、小回りの中山を苦にするシーンは考えづらい。

　栗東坂路での最終追いは抜群の動きで、自己ベストを1秒更新する4F51秒8をマーク。橋口師は「予定より時計は速くなったけど、それだけ体調がいいんでしょう。ひと回り大きくなり、トモに幅も出た」と成長に目を細める。この後は中2週で桜花賞参戦を狙う。牝馬クラシック戦線の新星になれるか。真価を問われる一戦になる。馬単（7）から（2）（4）（9）へ。

　中京11R・ファルコンSはローゼンクリーガーで勝負したい。12着に大敗した前走・阪神JFだが、それほど悲観することはない。外寄り15番枠から馬群の外を回り続ける展開となり、消耗が激しかった。それまで一貫して1400メートルを使われていて、1F延びたマイルにも苦労した感。ベストの1400メートル、新馬戦で快勝した中京に戻ればマックスの力を発揮できる。

　1400メートル戦は【2・2・0・0】とオール連対。2走前・秋明菊賞では朝日杯FSで5着に善戦したディープダイバーを差し切っている。前走後に休養を挟んで、陣営は体質の強化を実感。人気馬不振のファルコンSで波乱を巻き起こす。馬単（4）から（9）（10）（11）（13）（15）へ。