【フェブラリーS】戸崎、先輩の意地「手加減しない」

[ 2019年2月15日 05:30 ]

戸崎圭太(撮影・郡司 修)
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 戸崎は過去に1度、コパノキッキングの手綱を取っている。4走前の藤森S(京都ダート1200メートル)で結果は後方から直線一気の追い込みV。戸崎は「あの時はスタート直後に寄られて後方まで下がる大きな不利。普通なら致命的なものだった。当時は砂をかぶって嫌がったり、周りを気にしたりと課題もいろいろあったと思うが、ラストの脚は凄かった」と振り返る。

 それまでの先行策から一転した差し切りで戦法の幅が広がった形。戸崎は「オーナーの?コパさんは“あそこから馬が覚醒した。ジョッキーのおかげ”と言ってくれますが、そんなことはなく、馬にそれだけの能力があったということ」と同馬の才能を絶賛する。

 サンライズノヴァで臨む今回、菜七子騎乗のキッキングは強力なライバルとなる。戸崎は「もちろん、そう思っている。ファンの数は菜七子の方が断然多いでしょうが、勝負の世界なので、そんなことは気にしていられない。“手加減はしないよ”という気持ち」と力を込めた。

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2019年2月15日のニュース