松岡 復帰促したウインへの熱い思い「全ては中山記念のため」

[ 2019年2月6日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=5日】冬将軍も吹き飛ばす熱い勝負師が戻ってきた。「今日から調教騎乗を再開しました。久々のせいで少し腱が張ったりしますが、すぐに戻りますから」。筑波おろしが馬のたてがみを寒々と揺らす馬場で松岡は3頭の騎乗を終えると、明るい笑みを浮かべた。右腕(右尺骨)を骨折したのはウインブライトで優勝した中山金杯から一夜明けた1月6日。中山3Rのパドックで騎乗する際に右腕を蹴られて入院。人間万事塞翁が馬というが、天国から一夜で地獄に突き落とされた。

 「(患部に)プレートを入れて固定する手術が、全身麻酔をしても痛くて丸2日眠れなかった。でも、手術を受けなきゃ全治3カ月以上かかる。それでは中山記念(ウインブライト)に乗れないから」。平成最後の年の騎手生活を懸けたパートナーへ熱い思いが復帰を促した。03年デビューから通算7度目の骨折。「ブラック・ジャックみたいな体になってきた」と自嘲気味に笑うが、休養中は読書の日々。「堂場瞬一の小説をまとめて読めた」。6日の追い切り騎乗で違和感がなければ、9日の東京競馬で復帰する。「調教でバンパークロップ(9日9Rテレビ山梨杯)は芝向きの走りだったよ」と勝負師の顔を見せた。

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