種牡馬ダイヤ 堂々お披露目!初年度種付け“お得”300万円

[ 2019年2月6日 05:30 ]

種牡馬展示会に登場したサトノダイヤモンド(撮影・高橋茂夫)
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 社台スタリオンステーションの19年種牡馬展示会が5日、北海道安平町の同所で行われた。16年菊花賞、有馬記念を勝ったサトノダイヤモンド(牡6)などの新種牡馬5頭を含む27頭に、関係者約800人が熱視線を送った。

 展示のトップバッターはサトノダイヤモンドとサトノクラウンの2頭だった。現役時に2度対戦した2頭は互いの優美さを競うように悠々と周回。里見治オーナー、池江師、堀師が目を細めた。

 「種牡馬になれて感無量」と愛馬のお披露目に里見オーナーは笑顔だ。「ダイヤモンドのダービーは勝ったと思ったが鼻差で(マカヒキに)敗れた。落鉄していたと聞いて、あの時ほどガックリきたことはなかった。でも菊花賞、そして有馬記念ではキタサンブラックに勝ってくれた。素晴らしい馬格で間違いなくいい子を出してくれると思う」と現役時に思いをはせつつ期待を口にした。クラウンについては「サンデー系でも、どの血統でも付けられる」と楽しみな様子だった。

 サトノダイヤモンドの初年度種付け料は300万円。昨年(初年度)のキタサンブラックの500万円(今年は400万円)と比べて“お得感”のある設定だ。10日からの本格的な種付けに向けて事務局の徳武英介氏は「少し跳ねるような走法で力のいる馬場でもOK。速い時計にも対応できると思う。大事にしたい」と話した。

 ◆サトノダイヤモンド 父ディープインパクト 母マルペンサ(母の父オーペン)牡6歳 栗東・池江泰寿厩舎 馬主・サトミホースカンパニー 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績18戦8勝(海外2戦0勝) 総獲得賞金8億6624万6900円。

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2019年2月6日のニュース