【とこなめ・トコタンキング決定戦】池田 地元周年11年ぶりV

[ 2019年2月6日 05:30 ]

純地元でG1を制した池田
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 G1トコタンキング決定戦優勝戦が5日、ボートレースとこなめ12Rで行われ、1番人気の池田浩二(40=愛知)がインから押し切りV。16年9月の宮島周年以来、通算9回目のG1優勝を飾った。2着に杉山、3着には仲谷が入った。

 ゴールとともにガッツポーズでファンの声援に応えた。池田はコンマ06のスタートを決めると悠々と先マイ。危なげないイン逃げを披露し、11年ぶり2度目の当地周年Vを決めた。

 「特訓で(2枠の)杉山君とあまり足は変わらなかったので、先に回ればいけるかなと思っていました」

 オッズ盤の横には「地元の大スター 池田浩二」と大きな文字が躍る純地元で、主役の座を守り切った。今節は1着を5本並べる8走オール3連対。優勝すべくして優勝したと言える好成績だった。

 優勝したい理由があった。「デビューから育ててくれた」と感謝する畑中栄蔵整備長が3月いっぱいで引退。「辞める前に(グレードレースで)一回優勝します」と前々から誓っており、最後の機会をモノにした。来年3月のSG平和島クラシックの出場権獲得となったが、今年の戸田クラシックは現状、出場権がない。次節の浜名湖での東海地区選がラストチャンス。「勝ちたいですね」。G1連続Vで権利をつかみ取る。

 ◆次走 優勝した池田浩二、杉山正樹の次走は16日からの浜名湖G1東海地区選手権。坪井康晴、菊地孝平、笠原亮、長嶋万記らと優勝を争う。平本真之は3月12日からの多摩川一般戦。吉永則雄、山崎裕司、安河内将らが参戦。井口佳典は9日からの大村一般戦。白井英治、赤岩善生、吉田拡郎らが出場。古賀繁輝、仲谷颯仁は9日からの芦屋G1九州地区選手権。瓜生正義、峰竜太、篠崎仁志、小野生奈らとVを争う。

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2019年2月6日のニュース