【蒲郡・オールジャパン竹島特別】井口、イン奪取から逃げV

[ 2019年1月25日 05:30 ]

インを強奪して蒲郡周年を優勝した井口佳典
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 ボートレース蒲郡の開設63周年記念「G1オールジャパン竹島特別」は24日、12Rで優勝戦が争われ、2号艇からインを奪取した井口佳典(41=三重)が逃げ切って優勝。17年2月の東海地区選(津)以来、通算14度目のG1制覇を決めた。2着に松井、3着には山田康が入り3連単は4万9810円の大波乱決着となった。なお節間の売り上げは74億4488万8500円で、目標の63億円と昨年度(67億3424万7100円)を大きく上回った。

 ピット離れで勝負あった。2枠だった井口が飛び出してインを奪取。気合のトップスタートを切って先マイを決めると、あとは悠々独り旅だった。「5日目の感触でピット離れで飛ぶ(素晴らしい)ことは分かっていた。足は普通で悪くはない程度だったかな」

 今年は津の正月戦を制しており、勢いが止まらない。昨年は3月の戸田周年で準優F。G1戦線から離脱した。今年に期するものは当然ある。「昨年とは全く違う流れ。いけると思う。いい滑りだしになった」。08年は5月に当大会を制し、続く平和島オールスターでSG初優勝。あの年の再現があるかもしれない。今年は井口の年になる予感がする。

 【次走】優勝した井口佳典、そして桐生順平、白井英治、今垣光太郎の次走は31日からのとこなめG1トコタンキング決定戦。山崎智也、魚谷智之、池田浩二、坪井康晴、石野貴之ら強豪と優勝を争う。松井繁は28日からの多摩川一般戦。田頭実、市橋卓士、杉山裕也らが参戦。山田康二は2月3日からのからつ一般戦。梶野学志、久田敏之、若林将らとVを争う。

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2019年1月25日のニュース