【TCK女王盃】ビスカリア重賞初制覇!5馬身差圧倒

[ 2019年1月24日 05:30 ]

TCK女王盃を圧勝し、重賞初制覇を飾ったビスカリア。
Photo By スポニチ

 交流重賞「第22回TCK女王盃」(G3)が23日、大井競馬場で行われた。6番人気のビスカリアが4角2番手から抜け出し優勝、重賞初制覇を達成した。また、2着マルカンセンサーには「第65回エンプレス杯」(G2、2月27日川崎)への優先出走権が与えられた。

 コースを知り尽くした森も好騎乗だった。「今日はラチ沿いがいい」と分かっていたから、1番枠からスタートを決めるとそのラチを頼るようにコースロスなく中団からレースを進める。3コーナーから徐々に進出し直線で抜け出す。それまで馬場のいい所を通ってためていた末脚が爆発し、終わってみれば後続に5馬身差をつけてゴールした。「前に騎乗してどんな脚を使うか分かっていた。自分のリズムでうまく走らせられたことが最後の伸びにつながった。いい仕事ができた」と森は満足感あふれる笑顔でレースを振り返った。山内師も「想定外の勝利だったので次走は考えられない」と1600万の身での勝利に驚きを隠さなかった。

 ◆ビスカリア 父ヴァーミリアン 母フサイチジェット(母の父ギルディドタイム) 牝7歳 栗東・山内研二厩舎 馬主・ノルマンディーサラブレッドレーシング 生産者・北海道新ひだか町の岡田スタッド 戦績47戦5勝(南関東1戦1勝) 総獲得賞金1億2985万9000円。

 ▼2着マルカンセンサー(的場)驚いたね。ちょっとの可能性に懸けて内でじっとして直線勝負したがうまくハマった。

 ≪枠単で最高配当≫大井競馬場で23日に行われた11R「TCK女王盃」で枠単12万2630円のTCK史上最高配当が出た。これまでの最高は07年10月の11万3720円。

続きを表示

2019年1月24日のニュース