【大宮記念】神山拓 4回目の記念制覇、直線外伸びた

[ 2019年1月21日 05:30 ]

大宮記念を優勝した神山拓
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 大宮記念決勝は20日行われ、神山拓弥(91期)が15年3月の名古屋以来、4回目の記念優勝を飾った。

 レースは野口―海老根が前団。3番手は黒田と橋本―田中で並走。6番手以降は志智―矢野―平原―神山で周回。打鐘前の2コーナーから矢野―平原―神山が上昇すると橋本―田中―志智―黒田が続く。8番手に下げた野口―海老根は打鐘すぎの4コーナーから巻き返す。矢野も合わせて踏み込むが野口のスピードが上回り最終2コーナーで野口―海老根が主導権。

 平原―神山は海老根に切り替えて橋本―田中―志智で続く。最終2センターで橋本が神山の内を突いて海老根の内に入る。平原は外に持ち出して踏み込むが神山が直線外を伸びて優勝。

 神山は「橋本さんが内に来たので僕は外を踏むだけだった。準決勝で平原さんの強さを実感していたけど決勝は伸びた。準決勝で平原さん―僕―(神山)雄一郎さんで回ったことで責任感を強く感じたこともいい経験になった。大宮は(14年に)記念優勝もあるし相性のいいバンクです」と喜びを語った。

 また「昨年から調子がいいし練習方法も合っていると思う。今後の方向性も決まっているし、追い込み選手としての地位を築き上げて一戦一戦頑張りたい。G1の決勝は今までに2回あるけど乗っただけだった。今年はG1の決勝に進出して結果も出したい」と今年の目標を掲げた。

 ◆決勝戦1〜3着の次走は次の通り。1着=神山拓弥(別府全日本選抜2月8〜11日)2着=志智俊夫(松阪ブロックセブン27日)3着=平原康多(高松記念31日〜2月3日)

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2019年1月21日のニュース