【芦屋・全日本王座決定戦】峰 史上4人目同一G1V3

[ 2019年1月21日 05:30 ]

芦屋G1全日本王座決定戦3連覇を達成し笑顔の峰
Photo By スポニチ

 ボートレース芦屋開設66周年記念「G1全日本王座決定戦」の優勝戦が20日、12Rで行われ、峰竜太(33=佐賀)がインから圧倒し、大会3連覇を達成した。G1は18年9月の多摩川周年以来、9回目の優勝。同一G1の3連覇は史上4人目となる。

 やっぱり峰は強かった。追い風5メートルのイン戦でコンマ02のトップSは心臓に毛が生えてるとしか思えない。「Sはしっかり見えてました。(スリット手前で)ちょっと調整しましたけど」。また、1Mで2号艇の岡崎がツケマイ急襲に出たが、「あると思ってました。1M流れすぎたのは反省ですね」と冷静に対処。「後続と少し距離が離れていたのであとはしっかり回れば優勝だなと思いました」。全てが今の峰の勝負強さを示す。

 これで昨年グランプリから、からつ正月開催、今大会と3連続Vだ。「皆に恨まれるくらいタイトルを獲りたいですね。19年は自分が引っ張っていきたい」と“峰節”をさく烈させた。ボートレース史上4人目、芦屋では81〜83年の常松拓支以来2人目の同一G1・3連覇に「芦屋は地元より相性いいかも」と笑顔。来月には芦屋で九州地区選が開催される。「空気を読んで控えめにいこうかな」と言いながらも最後は「また優勝して帰りたい」とファンの前で力強く約束。今の峰なら可能性は十分だ。

 ◆次走 峰竜太、岡崎恭裕、新田雄史、篠崎仁志の次走は25日からの江戸川G1江戸川大賞。瓜生正義、菊地孝平、中島孝平、毒島誠、茅原悠紀ら強豪と優勝を争う。市橋卓士は28日からの多摩川一般戦。田頭実、松井繁、向所浩二らが相手。松尾拓は25日からの桐生一般戦。中辻崇人、土屋智則、河野真也らが出場する。

続きを表示

2019年1月21日のニュース