ルメールが白毛馬で今年213勝目!“武豊超え”JRA年間最多勝記録を13年ぶり更新

[ 2018年12月28日 12:42 ]

C・ルメール騎手
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 今年のJRA最終開催日となる28日、中山6RでC・ルメール騎手(39)騎乗の白毛馬マイヨブラン(牡2=加藤征厩舎)が1番人気に応えて優勝。これでルメールはJRA年間213勝目となり、武豊騎手が持っていたJRA年間最多勝記録を13年ぶりに更新した。

 マイヨブランは白毛馬で初めて重賞を勝つなど人気を博したユキチャンの子。真っ白な馬体が先頭でゴール板を駆け抜けると場内からは大きな拍手が送られた。

 05年の武豊が記録した年間212勝まで「あと1」と迫っていたルメールは、まず4Rで勝利し記録に並んだ。「今年は信じられないほど最高の1年だった。大好きでお手本の武さんの記録に並べて凄くうれしい」と語っていたが、その勢いのまま、6Rで新記録を樹立した。これが今年768回目の騎乗。05年の武豊は855回騎乗しており、勝利数量産のペースも大きく上回った。

 ルメールは15年にJRA所属騎手としてデビューし、初年度から112勝と大活躍。その後は16年・186勝、17年・199勝と着実に勝ち星を増やしていた。

 今年は、秋華賞からJBCスプリントにかけて4週連続G1勝利するなど、これまで史上最多の年間G1・8勝をマーク。牝馬3冠を達成したアーモンドアイとのコンビでもターフを沸かせた。23日にはJRA年間最多獲得賞金記録を更新。こちらもこれまでの記録は05年・武豊の44億1404万2000円だった。

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