【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】１０日京都１１Ｒ　三つ巴の素質馬対決をアドマイヤマースが制す

　先週行われたＪＢＣ３競走は、スプリントが△→◎→○、クラシックは○→▲→◎、レディスクラシックは△→◎→無印で決着。３レースとも本命馬が馬券には絡んではいるが、「本社予想の目」となっている馬単は全て外れ（もちろん３連単も）。個人的に購入した馬券も紙くずになった。馬連しかなかった頃なら２レース的中なのに！と嘆いても後の祭り。まだまだ暮れの有馬記念…いやホープフルＳまでＧ１レースは毎週続くだけに、巻き返すチャンスはいくらでもある。

　本日の当欄では、紙面に予想の根拠を掲載していない京都１１Ｒ・デイリー杯２歳Ｓをピックアップ。ここは人気でも◎アドマイアマーズから手堅く勝負する。中京芝マイルを舞台に新馬→中京２歳Ｓとデビュー２連勝中。初戦は鼻差の辛勝だったが、２着ケイデンスコールはその後に新潟２歳Ｓを制覇。中京２歳Ｓはゴール前で流して３馬身差のワンサイドＶだった。３カ月半ぶりの実戦になるが、中間は栗東ＣＷコースで６Ｆからの時計が６本。最終追いの動きも素晴らしく、短期間で一段とパワーアップした感がある。初の右回りも、調教を見る限りは全く問題なくこなせるはず。○ダノンジャスティス、▲ドナウデルタもかなりの好素材だが、現時点での完成度では◎が一歩リード。３連単◎→○→▲、◎→▲→○の２点が勝負どころだ。