【英インターナショナルS】サクソン4着 距離の壁か、直線伸びず

[ 2018年8月23日 05:30 ]

 英国競馬の主要G1である英インターナショナルSが22日(日本時間同日深夜)、同国中部のヨーク競馬場(芝2050メートル、8頭立て)で行われた。ノーザンファーム(北海道安平町)生産のディープインパクト産駒サクソンウォリアー(ムーア騎乗、牡3、愛=A・オブライエン厩舎)は4着に敗れ、G1・3勝目はならなかった。勝ったのは英国馬ロアリングライオン。前走エクリプスSに続きG1・2連勝を飾った。サクソンには英ダービーから3戦連続での先着となった。

 スタートでやや立ち遅れたサクソンは道中は後方2番手を追走。直線に向き、外ラチ沿いに寄った馬群に対し、進路を内に選択。勝ち馬の直後から追い出したが差は詰まらず、最後は大きく突き放された。

 昨年8月のデビューから、4戦無敗で今年5月の英2000ギニー(日本の皐月賞に該当)を制したサクソン。日本産馬初の英クラシックウイナーとして注目されたが、その後の英ダービー(4着)以降、2000メートル以上のG1に出走し続け今回で4連敗。4勝はいずれもマイル戦だけに、距離の限界も感じさせる内容となった。

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2018年8月23日のニュース