【川崎・スパーキングサマーC】ウェイトアンドシー、重賞V2

[ 2018年8月23日 05:30 ]

スパーキングサマーCで1番人気に応え、重賞2勝目を挙げたウェイトアンドシー(右)
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 1着馬にG2「第65回日本テレビ盃」(10月3日、船橋)の優先出走権が与えられる地方交流重賞スパーキングサマーカップ(S3)が22日、川崎競馬場で行われた。単勝2・9倍の1番人気に推されたウェイトアンドシーが首、首差の大接戦を制して今年の川崎マイラーズに続く2つ目の重賞制覇を飾った。

 好スタートを切ると積極的にハナを奪っての逃げ。「マークされて速い流れになると思った」という今野の読みとは違い、競りかける相手も存在せずマイペースに落とせたのが大きかった。4コーナーを回っても手応え十分。最後は2頭に詰め寄られたが、ひと踏ん張りが利いて逃げ切った。

 今野は「最後はよく頑張ってくれた。これで川崎は4戦4勝になったが、このコースは走り方がいい」と満面の笑みを見せていた。次走は未定。

 ◆ウェイトアンドシー 父オレハマッテルゼ 母レディージーニアス(母の父エブロス) セン7歳 浦和・小久保智厩舎 馬主・レックス 生産者・北海道浦河町の高村牧場 戦績38戦8勝(南関東7戦5勝) 総獲得賞金9803万5000円。

 ▼2着モンドアルジェンテ(御神本)ムラがなくなって乗りやすくなっていたが、外々を回らされたのが痛かった。

 ▼3着オメガヴェンデッタ(森)まだ、馬が少し緩い分、最後の一押しが利かなかった。

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2018年8月23日のニュース