【小倉日経OP】クリンチャーと同期キョウヘイ、Vで弾みを

[ 2018年8月23日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=22日】開門時間より2時間以上も早い午前2時半すぎ、寺下は調教スタンドに向かっていた。クリンチャーの国内最終追いを見届けるためだ。坂路に現れたのは、午前3時半前。抜群の行きっぷりで駆け上がった。その直後、スタンド2階の調教師室から出てきた宮本師を直撃すると「指示通り。順調やね。体も494キロ(前走488キロ)あっていい感じ」と満足げだった。

 そのクリンチャーと同期の僚馬キョウヘイが、日曜メインの小倉日経オープンに出走する。指揮官は「前走(小倉記念8着)は相手も強かったけど、よく走っている。この後は休ませる予定だし、メンバー的にも勝ち負けしてほしいね」と期待を寄せた。“早朝”の調教を見届けた宮本師は「いい調教場を探しに、フランスに行ってきます」と意気込み、翌日に出国する愛馬より先に関西国際空港へ向かった。大舞台で一発やってくれることを期待したい。

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2018年8月23日のニュース