【細原・騎手で獲る 特別編】12日 札幌11R 充実一途ミツバが中央重賞初V決める

[ 2018年8月12日 08:00 ]

 函館から木曜夕方に札幌入り。凍えるまではいかないが、半袖1枚では肌寒い環境だ。こちらは長らくまとまった雨はなかったが、台風の影響で木曜から雨。金曜もパラパラと降り続け、土曜札幌は「芝=やや重、ダート=不良」で行われた。荒れた馬場で芝もダートも「前残り」の傾向。日曜も雨が残る馬場が必至で先行勢を中心の見立てで間違いなさそうだ。

 エルムS(札幌11R)は◎ミツバ。今年はハイランド、アンジュ、ドリームと前を主張する馬がそろった。いずれも「もまれたくない」タイプ。ましてキックバックの激しい馬場なら、激しい先行争いは確実だ。そこで浮上するのが一列後ろで脚をためられるミツバ。縦長の展開なら馬群はさばきやすく、スムーズな加速も容易なはずだ。「中央重賞は勝てる力は持っている。流れ次第で」と加用師。レースを重ねて地力を強化し、今が充実期。JRA重賞初制覇のときだ。馬券は単複で勝負。馬連はアンジュデジール、ノーブルサターン、ハイランドピーク、ロンドンタウンの4頭を厚めに。

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2018年8月12日のニュース