サトノ英ダービーへ!里見氏 1億8000万円馬「スタウト厩舎に預けるかも」

[ 2018年7月10日 05:30 ]

サトノ軍団の長・里見治氏
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 サトノ軍団の長・里見治氏が、仰天の英ダービー挑戦プランを明かした。里見氏は「ノヴァホークの2017(牡、父ディープインパクト)」を1億6000万円、「ドバウィハイツの2017(牡、父ディープインパクト)」を1億8000万円で購入。そのドバウィハイツの子について「イギリスのスタウト厩舎に預けることになるかもしれない」と話した。

 同氏は昨年の当歳セリで購入した「コンテスティッドの2017(牡、父ディープインパクト)」も所有。当初は同馬を英国に送るつもりだったが「こちらの方が欧州の競馬に合っているんじゃないかという話をされた。どちらにするかは決まっていないが、ドバウィの子の方が可能性は高そう」と説明した。

 今年の英ダービーは4戦無敗のサクソンウォリアーが1番人気に推され、仏ダービーをスタディオブマンがV。世界中でディープ産駒旋風が吹き荒れた。里見氏は「日本から馬を持って行く(遠征)より、何とか現地で調教したディープの子でチャレンジしてみようと。夢は大きく持った方がいい」と期待を込める。予定預託先のスタウト厩舎はジャパンCを連覇(96年シングスピール、97年ピルサドスキー)し、凱旋門賞も勝っている超名門。サトノ軍団の新たな挑戦に注目が集まる。

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2018年7月10日のニュース