【福島牝馬S】ゲッカコウ、新馬V舞台で重賞獲りへ

[ 2018年4月18日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=17日】G1ウイークの谷間でも、今週は3重賞の豪華版。小田は高橋博師を見つけると、福島牝馬Sのゲッカコウの話に切り込んだ。JRA全10場中、既に7場走破。中でも福島は2戦2勝。「福島2戦2勝?それは知らなかった」と目を丸くした次の瞬間「松岡君が“こんなところから動いちゃうんだ”と驚いた競馬があったね」と笑顔が広がった。管理馬のことはやはり覚えているものだ。

 指揮官が回想したのは3年前夏の新馬戦(1着=15年7月)。福島牝馬Sと同じ福島1800メートルが舞台だった。最初の1コーナーで10番手だったのが、向正面で一気に外からまくって先頭。そのまま押し切る破天荒な初陣だった。新馬Vからコツコツ走り続け、今回28戦目。「いろんな競馬場を走って、年を重ねて度胸もついた。福島は美浦からの輸送距離を考えると、関西馬に比べて地の利もあるでしょう」と力を込めた。原点回帰の地で悲願成就の予感…。小田は当日福島出張予定の後輩・高木(小田は東京競馬場で留守番)がうらやましいと思った。

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2018年4月18日のニュース