石川、9カ月ぶり調教騎乗再開 晴れやかに「今は楽しいです」

[ 2018年4月18日 05:30 ]

調教騎乗を再開した石川騎手
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 昨年7月16日の福島競馬で落馬し、左下腿骨骨折で戦列を離れていた石川裕紀人(22=相沢)が17日、美浦トレセンで約9カ月ぶりに調教騎乗を再開した。この日は3頭の調教に騎乗。今月上旬まで通院していた石川は「一言で言うと、今は楽しいです。ずっと病院だったので…。自分でもここまで結構長かったけど、周囲の人たちから“焦るな、焦るな”と温かい言葉を頂き、リハビリに努めてきました」と晴れやかに話した。

 休養中はテレビで競馬中継を欠かさず見たという。石川は「無駄になるのは嫌なので。外から競馬を見て、見つめ直すにはいい機会。自分の中ではこれもいい経験と思い、前向きに捉えてきました」と目を輝かせた。昨年、悲願の重賞初制覇(ラジオNIKKEI賞=セダブリランテス)も飾った関東期待の若手は、次週28日の東京で復帰を目指している。

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2018年4月18日のニュース