【大阪杯】リチャード完勝　デムーロ“神騎乗”大まくりは「思った通り」

＜阪神１１Ｒ・大阪杯＞大阪杯を制し、鞍上でガッツポーズするＭ・デムーロ（左）
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　昨年からＧ１に昇格した春の中距離王決定戦「第６２回大阪杯」（Ｇ１、芝２０００メートル）が１日、阪神競馬場１１Ｒで行われ、Ｍ・デムーロ騎手騎乗の１番人気スワーヴリチャード（牡４＝庄野厩舎）が優勝。４度目の挑戦でＧ１初制覇を果たした。

　３コーナー手前で最後方から大まくりで先頭に躍り出たスワーヴリチャード。奇襲にも思えたが、鞍上のデムーロは「思った通りだった」と作戦通りを強調した。

　同じく外枠だった有馬記念では、終始、馬群の外を通らされ伸びきれず。「有馬記念の時のようになるのは嫌だった。スタートをゆっくりでいこうと思っていて、ペースが遅くなったときに外から行こうと思っていた」と予定通りの大まくりで圧巻Ｖに導いた。

　「有馬記念のときは手前替えなかった」と苦手の右回りも克服。「思った通りいい馬。（今後も）すごく楽しみです。本当に良かった」と笑顔でパートナーをねぎらっていた。