【細原・騎手で獲る 特別編】1日阪神11R 本格化シュヴァルグランG1・2勝目だ

[ 2018年4月1日 08:00 ]

 大阪杯(阪神11R)は絶好枠を引き当てた(4)シュヴァルグランで勝負する。昨年のジャパンCは、名手ボウマンの最内枠からロスのない“神騎乗”でキタサンブラックを撃破。G1初制覇を果たした。以前は馬体の緩さが抜けきれず、タイトルに手が届かなかったが馬体成熟して素質が開花した。「昨年やり続けたことが、結果として現れるようになった」と大江助手。坂路とコースを併用して瞬発力を強化。以前は「これがオープン馬!?」と思うほど攻め駆けしなかった馬が、今では坂路を軽々と好時計で駆け抜けてくる。同助手は「もともとマジメな性格。人間が求めた通り、追ってからの反応が良くなってきた」と本格化した走りに手応えをにじませた。

 初コンビの三浦も自身のG1初タイトルが懸かる一戦。2週続けて追い切りにまたがるなど、パートナーと密にコンタクトを取ってきた。「前回よりも反応が良くなっていたし、何の心配もなく臨める。持っている能力はライバルより上。この馬でG1を勝ちたい」。普段は冷静な口ぶりの鞍上も、巡ってきた最大のチャンスに強気の姿勢を崩さなかった。

 過去の勝ち馬にオルフェーヴル(13年)、キズナ(14年)、キタサンブラック(17年)が顔をそろえる。いずれも中長距離路線をけん引してきた名馬らで、持久力のある末脚は欠かせない。同じ東京2400メートルのクラシックコースで、頂点を極めたシュヴァルグランも勝機はあるはずだ。馬券は3連単1着固定のフォーメーション。相手はスワーヴリチャード、トリオンフ、サトノダイヤモンド、アルアイン、スマートレイアー、ダンビュライト、ペルシアンナイト。

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2018年4月1日のニュース