途切れることないブラックへの視線 6日には種牡馬展示会

[ 2018年2月1日 05:30 ]

幻の調教ゼッケンにサインをする武豊
Photo By スポニチ

 【東西ドキュメント・栗東=31日】G1馬の調教ゼッケンは紫色の生地に金色の★印。有馬記念でG1・7勝としたキタサンブラックは既に現役を引退しており、出来上がったばかりの7つ星ゼッケンは当然のように未使用。すなわち日の目を見ることがないのも逆に希少価値を高めている。

 その幻の調教ゼッケンを手に清水久師が武豊のサインを求めてやってくると、当事者の武豊までもが、星の数を数えて「ウワッ。一度も使っていないゼッケン」と驚きつつペンを走らせた。

 2日前にはJRA賞の授賞式があったばかりで武豊はしみじみと言う。「2年連続の年度代表馬だけど、有馬記念に負けて受賞するのと、勝って受賞するのとでは晴れ晴れとした気持ちが違う」。社台スタリオンの種牡馬展示会(一般参加不可)は来週の火曜(6日)。キタサンブラックへの視線は途切れることはない。

続きを表示

2018年2月1日のニュース