佐藤正師「中途半端な仕上げでは勝てない」アキュートねぎらう

[ 2018年2月1日 05:30 ]

調教師引退 栗東編

佐藤正雄調教師
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 佐藤正雄師(70)は騎手時代にニシノフラワーで91年の阪神3歳牝馬S(現・阪神JF)をV。デビュー23年目で初G1を手にした苦労人だ。

 調教師に転身してからはワンダーアキュートで交流G1・3勝(12年JBCクラシック、14年帝王賞、15年かしわ記念)。「(厩舎G1初勝利だった)JBCクラシックは本当に感動しましたね。中途半端な仕上げではG1を勝てない。そのスタイルが結果に結び付きましたから」と息の長い活躍を見せたかつての大黒柱をねぎらった。

 ◆佐藤 正雄(さとう・まさお)1948年(昭23)1月1日、岩手県生まれの70歳。69年に騎手としてデビューし、通算で2734戦209勝。97年に調教師免許を取得して、栗東トレセンで開業した(通算3448戦198勝)。ワンダーアキュートの11年東海SなどJRA重賞を4勝。

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2018年2月1日のニュース