【万哲の乱 特別編】9日中山11R サンライズノヴァがG1除外の無念を晴らす

[ 2017年12月9日 08:00 ]

 2週前、ジャパンC当週の栗東出張。中山11R・師走Sに◎サンライズノヴァを送る音無師がぼやいていた。「このままだと、同じ馬主さんのサンライズソア(河内厩舎)と同じ師走Sを使うことになるだろうね…」。実はノヴァは先週チャンピオンズCの補欠1番手、ソアが同3番手。出走馬決定順上位16頭が1頭も回避せず、無念の1週スライド出走となった次第。ただオープン特別に出てくれば、6月ユニコーンS完勝実績からも明らかにV候補だ。一見ハイペースになりそうだった前走・武蔵野S(12着)は結果的に控えたのが裏目。先週はアルティマブラッド、今週はダノンリバティと先輩オープン馬に胸を借り、負けない動き。2F延長で中団付近で楽に追走できれば、末脚に頼るマイルより競馬しやすい。さばきごろの2番枠に加え、手頃なハンデ56キロ。前に行く馬も何頭かいて、絶好の差し展開も見込める。

 《もうひと押し》中山3Rは◎ダイワダンディ。新馬戦(12着=重)は非情の大雨。上原師は「あまりにも馬場が悪すぎ、進んで行かなかった」。相変わらず稽古の動きは良く、芝状態がいい今の中山なら反攻。

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2017年12月9日のニュース