【阪神新馬戦】高橋亮厩舎スカーレットカラー出来申し分なし

[ 2017年6月9日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=8日】4日阪神の新馬戦(芝1400メートル)は、新種牡馬ノヴェリスト産駒のヴァイザーが勝ち上がり。センスのいい走りで、直線も並んでから抜かせない勝負根性を発揮した。高橋亮師は「まずまずの仕上がりで変なレースはしないと思っていたけど、想像以上の内容だったね」と満足そうに振り返っていた。それもそのはず、父は「キングジョージ6世&クイーンエリザベスS」をレコードで勝ったドイツの歴史的名馬で、近親に09年のダービー馬ロジユニヴァースがいて母系も一流。新種牡馬はよりよい肌馬を集めるために“出だし”が肝心で、この1勝は大きなPRになったはずだ。

 その高橋亮厩舎の2歳馬で、ヴァイザーを超える動きを見せていたのが、今週土曜阪神5R(芝1400メートル)でデビューするスカーレットカラー(牝、父ヴィクトワールピサ)。僚馬とのCWコース併せ馬では、好時計で2週続けて先着した。「小柄な馬だけど、調教をやるたびに動きが良くなっている。先週の結果からも今週も楽しみ」と指揮官。出来は申し分なし。細原は単勝勝負を決め込んだ。

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2017年6月9日のニュース