【京都新聞杯】プラチナムバレット重賞初制覇 浜中「一戦、一戦力をつけていますね」

[ 2017年5月6日 17:30 ]

<京都新聞杯>浜中騎手を背に大外からサトノクロニクルを差し切るプラチナムバレット(手前)
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 プラチナムバレットがサトノクロニクルとの叩き合いを鼻差制し重賞初制覇を決めた。

 好位でしぶとい堅実な立ち回りから一転、この日は中団からの競馬。「もう一列前で競馬をしようと思っていたが、序盤で後手を踏んでしまった」と浜中。それでも鞍上は冷静。午前の雨で渋った芝を考慮し、道中は馬場が良好な外目で流れに乗ると、直線は馬場のど真ん中を豪快に突き抜けた。上がり3Fはメンバー最速の33秒6。水分を含み切れ味が削がれるコンディションをモノともしない破壊力。「勢いがあったのでゴール前は相手を交わしたと思った。最後はよく伸びてくれたし本当に一戦、一戦力をつけていますね。自在性があるので(ダービーの)東京コースもこなしてくれると思う」と浜中は成長した相棒を褒め称えた。

 河内師はトレーナーとして初めて管理馬をダービー(5月28日、東京)へ送り出す。「(賞金面で)勝つのが絶対条件だったからね。4コーナーではダメかと思ったが、最後はいい脚だった。出す以上は勝ちたいね」と笑顔で振り返った

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2017年5月6日のニュース