【細原・騎手で獲る 特別編】6日京都11R レース巧者プラチナムバレットが重賞初V決める

[ 2017年5月6日 08:00 ]

 今週は栗東に居残りで、京都新聞杯(11R)の各馬の直前気配を取材した。例年ダービーを目標に頭数が揃うが今年は12頭と少なめ。それでも素質を秘めた評判馬が揃いハイレベルな一戦が予想される。なかでも一昨年のダービー2着サトノラーゼンを全兄に持つサトノクロニクルや、近親にドゥラメンテ、ルーラーシップがいる超良血のサトノリュウガが人気の中心になるだろう。だが、前者は急仕上げの調整で「いい頃に比べると動きが物足りない」(池江師)というジャッジ。後者の方も当初は弥生賞を予定していたが、脚元の不安でここに目標を切り替えられた経緯がある。絶対的な信頼は置けない。

 その点◎プラチナムバレットはここ目標に万全の仕上げ。デビューから【2111】と堅実で、馬券圏外に敗れたのは苦手とするスローの瞬発力勝負になった毎日杯(0秒5差4着)だけだ。河内師は「競馬が上手で操縦性も高く賢い馬。併せればしぶといし、掛かるところがないので距離は延びるほどいい」と手応えをにじませる。毎日杯の勝ち馬アルアインはその後の皐月賞覇者。実績は申し分ない。勝ってダービーへ駒を進める。馬券は3連単1着固定のフォーメーション。相手はサトノクロニクル、ハギノアレス、インヴィクタ、サトノリュウガ、ゴールドハット、ミッキースワロー。馬連も押さえる。

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2017年5月6日のニュース