【梅ちゃん先生 特別編】12日阪神11R アズールムーンの巻き返し

[ 2017年3月12日 08:00 ]

 アズールムーンが得意の距離で勝機を迎えた。7Fは未勝利戦、りんどう賞を逃げて連勝した舞台。未勝利戦はハイペースに持ち込んで押し切り、りんどう賞はスローペースに落として直線で後続を突き放した。2通りの逃げを打てる自在性が大きな武器だ。前走の交流G3は道中、砂をかぶって嫌気を差しただけに参考外。「休み明けでも今週の追い切りで仕上がったし、桜花賞の権利(3着以内)は獲りたい」と斎藤誠師は手応えをつかむ。

 3年前のこのレースで3着に入ったエスメラルディーナの半妹。スピードはその姉を上回る。もまれ弱いのが弱点だが、強力な同型馬不在の組み合わせ。内枠から先手を奪えば、簡単には止まらない。鞍上にはコンビ2戦2勝の石橋脩。人気を集めるレーヌミノルは6F戦ほど信頼できないだけに、アズールムーンで穴狙いに徹する。

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2017年3月12日のニュース