【中山牝馬S】ミスターX 素質馬フロンテアクイーンに期待

[ 2017年3月12日 05:30 ]

 中山11R・中山牝馬Sはフロンテアクイーンの連勝に懸ける。16年クイーンCで2着に好走し、早い時期から期待されていた素質馬。オークス6着、秋華賞14着など3歳時は結果を出せなかったが、4歳初戦の前走・初音Sを快勝。スローからの瞬発力勝負をあっさり制し、ポテンシャルの高さを再度証明した。

 16年紫苑S(3着)以来の中山となるが、同競馬場では【1・1・1・1】の好成績。1勝が今回と同じ9F戦なら舞台への不安はない。国枝師が「体の方が充実してきた」と語る通り、前走の462キロが過去最高体重。素質に追いついてきたボディーを引っさげて、17年を飛躍の年にする。馬単(14)から(2)(3)(4)(9)(13)(16)へ。

 阪神11R・フィリーズRはレーヌミノルできっちり射止めたい。16年小倉2歳S優勝、京王杯2歳S2着、阪神JF3着の実績はここでは一枚も二枚も上だ。休み明けだった前走・クイーンCは、キャリア初の逃げに出て4着。先行勢総崩れの中、勝ち馬に0秒5差なら収穫のあった敗戦だったと言える。

 始動戦を叩いた効果は大きく、中井助手は「前走後は筋肉が戻って体がふっくら。前哨戦としては十分に仕上がっている」と前回以上の状態を強調。むろん、ソウルスターリングの3着だった阪神JFをすればコースへの不安もない。連対を外した2戦は共にマイル戦。目標の桜花賞はともかく、7F戦のここなら突き抜けるシーンまである。馬単(15)から(2)(4)(6)(7)(9)(16)へ。

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2017年3月12日のニュース