【共同通信杯】皐月意識させるリチャード 四位「レベルの高い馬」

[ 2017年2月10日 05:30 ]

四位洋文騎手
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 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、共同通信杯でスワーヴリチャードに騎乗する四位騎手を直撃した。

 ――スワーヴリチャードには1週前の追い切りで騎乗。

 四位 先週ある程度強めにやって良い動きをしてくれました。今週は厩舎任せですが、レベルの高い馬なので馬なりで良い動きをしてくれたようです。

 ――前走(東京スポーツ杯2歳S2着)ですが、前々走(未勝利1着)から6キロ減の498キロ。

 若い馬だし、東京への輸送も初めての経験。あのくらいの体重減は想定済みだったから心配はありませんでした。

 ――ゲートの中がいつも少しチャカチャカする感じ?

 ゲートへ集合する辺りからイヤイヤする感じで、ゲートの中は落ち着きません。前走もその分、立ち遅れましたがリズム良く走れていたので位置取りは後ろでも気になりませんでした。

 ――未勝利戦の時は折り合いを欠き気味でしたが前走は?

 折り合いに関しては厩舎でも普段の調教時からかなり気を付けてやってくれているようで、前走は掛かることなく走ってくれました。

 ――4コーナーでは外へ。

 他の有力馬より手応えがあると思ったので、他をフタするような形で早めに動きました。結果的にはもうワンテンポ待っていれば勝てたかもしれません。

 ――直線少しフラつきながらも上がり3Fは出走馬中一番速い脚(33秒6)。

 まだ3回目の競馬で初めての長い直線だったこともあって、最後はさすがに苦しくなってしまいました。その分、差されたけど、よく走ってくれました。

 ――今回、作戦は?

 庄野調教師と「次の皐月賞を意識したらある程度、好位で走らせたい」と相談しました。中間、ゲート練習もしっかりやっているようですし、今回は少し出してでも好位で競馬をさせるつもり。こうやってクラシックを意識できるくらい期待の高い馬なので楽しみにしています!

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2017年2月10日のニュース